羽田空港「センチュリオン・ラウンジ × 赤坂おぎ乃」が見せる“通過点の美”
旅の前に立ち寄る場所――
ラウンジという空間には、出発と到着のあいだにある、ほんの短い静寂が流れています。
その時間に、日本料理の美しさを重ねた場所ができたと聞きました。
羽田空港・第3ターミナルにある「センチュリオン・ラウンジ」。
そこに、赤坂の名店「おぎ乃」が監修した料理が並ぶそうです。
移動の合間に出会う、ひと皿の余韻提供されるのは、旬の素材を生かした全14品。
そのうち8品は「おぎ乃」の定番をアレンジしたもの、さらに6品はラウンジ専用に考案された新作だといいます。
&nb ...
中秋の名月と、秋の夜にひらく窓
秋が深まるころ、ふと夜空を見上げると、月の輪郭が澄んで見える日があります。
「中秋の名月」と呼ばれるその夜は、旧暦8月15日の月。
秋の真ん中にあたる時期で、もっとも美しい月として古くから人々に親しまれてきました。
わたしは毎年、この言葉を耳にすると、夜風に誘われるように窓を開けてみたくなります。
必ずしも満月ではない月「名月」と聞くと、満月を思い浮かべますが、実際には必ずしもそうではないそうです。
天文学的な満月の時刻と旧暦の日付がずれることがあるため、中秋の名月と満月が重な ...
『マイブック ―2026年の記録―』と、白いページに向き合う時間
秋になると、書店に来年の手帳や日記帳が並びはじめます。
背表紙に「2026」の数字が並んでいるのを見ると、少し先の時間に触れてしまったような気持ちになります。
その中で目に留まったのが、新潮文庫から刊行されている『マイブック ―2026年の記録―』でした。
PR
マイブック ー2026年の記録ー (新潮文庫)
毎年発売されているシリーズですが、表紙をめくると日付と曜日しか印刷されていない真っ白なページが広がっているのが特徴です。
「自分の本」をつくるという発想通常の本には作者の名前や物語が記 ...
バブ「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」夜をやさしくつなぐコラボレーション
一日の終わりにお風呂に浸かる時間は、ただ体を温めるだけではなく、気持ちを切り替えるための小さな儀式のように思えます。
そんな入浴のひとときを彩るものとして、花王の「バブ」と「ポケモンスリープ」がコラボレーションした限定デザインが登場していると知り、心が少し弾みました。
お風呂と睡眠、そしてポケモン。
この三つの要素が重なり合うだけで、日常が少しやさしくなる気がします。
香りとデザインで広がる楽しみ今回のコラボでは、ナチュラルラベンダー、
PR
バブ ポケモンスリープ ナチュラルラベンダーの香 ...
手のひらに広がる小さな宇宙、「豆ガシャ本」の不思議な魅力
駅の改札を抜けた先、ふと視線を向けるとガシャポンの機械が並んでいることがあります。
子どもたちが夢中で回しているその光景に、わたしもつい足を止めてしまうのですが、最近そこで知ったのが「豆ガシャ本」という存在でした。
調べてみると、手のひらに収まるほど小さな本のミニチュアで、まるで絵本や文庫の世界をぎゅっと凝縮したような不思議なシリーズなのだそうです。
豆ガシャ本の世界「豆ガシャ本」は、約5センチほどのサイズに本の姿をそのまま閉じ込めたカプセルトイ。
小説や漫画、文庫本、さらには文具のムックまで、実際に存在する書籍を ...