シン読解力
最近、仕事で若手の資料をチェックする機会が増えました。
マーケティングのレポートやプレゼン資料を見ていると、「言いたいことはわかるけれど、何が重要なのかが伝わりにくい」と感じることが多くなりました。
そんなときに『シン読解力』という本のことを知り、気になって手に取ってみました。
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この本では、「シン読解力」を「知識や情報を伝達する目的で書かれた自己完結的な文書を読み解く力」と定義しているそうです。
一般的な「読解力」とは少し違い、ただ文章を読むだけではなく、文の構造を理解し、正しく解釈する力を指しているようです。
確かに、仕事をしていると、文章そのものを誤読してしまうというよりは、「文意を取り違える」「筆者の意図を正確に把握できない」という問題が発生することが多い気がします。
たとえば、以前、社内の報告書で「Aの施策を優先した方がよい」と書かれていたのに、後輩が「Aをやるべき」と解釈してしまい、選択肢を狭めてしまったことがありました。
上司の意図としては「Aが優先ではあるが、状況次第でBの方が適している可能性もある」という柔軟な判断を求める内容だったのに、単純な「Aをやる」という結論に置き換わってしまっていたのです。
本を読んで、「このシン読解力が不足していると、仕事でもコミュニケーションの齟齬が生まれやすいのかもしれない」と感じました。
言われたことをそのまま受け取るだけでなく、「この文章の背景にはどんな意図があるのか」「省略されている情報は何か」と考える習慣をつけることで、誤解を防げるのではないかと思います。
また、読書の仕方についても考えさせられました。
ただ内容を追うだけでなく、「この文章は何を伝えようとしているのか」「筆者はどのような視点を持っているのか」を意識して読むことが大切なのかもしれません。
最近は忙しくて、じっくり本を読む時間が減っていたので、たまには集中して一冊の本に向き合う時間を作りたいなと思いました。








