生きる世界は、あなたが決めていい
少し気持ちが落ち込んでいた週末、ふらっと立ち寄った書店で『生きる世界は、あなたが決めていい』という本を見かけました。
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著者は天宮玲桜(あまみや れいか)さん。
スピリチュアルな世界では有名な方だそうです。
タイトルにある「あなたが決めていい」という言葉が、まるで今のわたしに向けられているようで、しばらくその場を離れられませんでした。
中を開いてみると、目次には「人はそれぞれ『ちがう』もの。『ちがい』をおもしろがってみる。愛しいと思ってみる」など難しいけど、どこか惹かれる言葉が並んでいて、何度も読み返してしまいました。
ちょうどその日、彼と久しぶりにちょっとした口喧嘩をしてしまって、なんとなく気持ちが沈んでいたんです。
会話のすれ違いだったのに、どうしてあんな言い方をしてしまったんだろうって、自分を責めるような気持ちにもなって。
でもこの本を見たとき、「そうか、そもそも『ちがう』んだな」と思えて、ふっと心を軽くしてくれた気がしました。
「話せばわかる」とか「分かり合えないと悲しい」と思う必要はなくて、人と人との違いを、もっと大切にしてみてもいいのかもしれない。
親子関係や人間関係の悩みが解決するきっかけになる本かもしれません。
この本が伝えようとしていることのすべてはまだ知らないけれど、今のわたしにとっては、一部だけでも充分に意味のある出会いだったと思います。