電子タバコ ポップコーン肺
先日、仕事の合間に読んだネット記事で、「ポップコーン肺」という言葉を目にしました。
なんだか可愛らしい名前なのに、その内容はちょっと衝撃的で…。
調べていくうちに、電子タバコとこの病気の関係について知ることになりました。
「ポップコーン肺」というのは通称で、正式には閉塞性細気管支炎という肺の病気。
細い気管支が炎症や瘢痕によって狭くなり、息がしにくくなる病気だそうです。
名前の由来は、昔アメリカのポップコーン工場で働いていた人たちが、バター風味の添加物(ジアセチル)を吸って発症したことからなんだとか。
そして、今の電子タバコにも、このジアセチルが含まれていることがあるそうで…。
特に、バターやカスタード系のフレーバーは要注意とのこと。
フレーバーの種類が豊富でおしゃれに見える電子タバコだけれど、そういうものが潜んでいるのかと思うと、少し怖くなりました。
実はつい最近、彼の友人が「電子タバコに切り替えた」と言っていたんです。
「煙も出ないし、においもないし、体にやさしいって聞いたから」って。
そのときは特に気にしていなかったけれど、ポップコーン肺のことを知って、思わず「ちゃんと成分見て選んでる?」と聞いた方がいいんじゃないかと思ってしまいました。
もちろん、すべての電子タバコにジアセチルが入っているわけではないし、国によっては使用が禁止されているところもあるようです。
でも、たとえ合法でも「安全」とは限らないのが難しいところ。
まだまだ研究途中の分野だとしたら、なおさら慎重になる必要があるんじゃないかなと思いました。
自分では吸わなくても、身近な人が使っていたり、街中で見かけたりすることが増えてきた今だからこそ、こういう話題をちゃんと知っておくのは大事だなと感じています。
甘い香りに包まれて、なんとなくおしゃれに見える電子タバコ。
でもその煙の先に何があるのか、わたしたちはもっと知るべきなのかもしれません。
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