「夏季休工」という余白と、猛暑の中で立ち止まること
夏の陽射しがジリジリと地面を焦がすような日、街の工事現場を横目に歩いていると、その暑さがどれほど過酷かを想像せずにはいられません。
汗を拭う間もなく重い機材を扱う姿には頭が下がる思いがありながらも、「この暑さの中で働き続けるのは本当に大丈夫なのだろうか」と心配になることがあります。
そんな中で知ったのが、建設・土木の現場に「夏季休工」という仕組みを導入しようとする動きです。
夏季休工とは何か国土交通省(国交省)が検討しているこの制度は、真夏の1~2か月ほど、公共工事の現場を原則として休止するというもの。
道路や舗装 ...