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のぶみ著『大きなのっぽの古時計』が奏でる、見えないぬくもり

駅の待ち時間にふと目にしたタイトル、「大きなのっぽの古時計」。

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童謡として親しまれてきたあの歌が、絵本作家・のぶみさんの手によって新たに描かれたと知り、調べてみました。

2025年9月27日頃に刊行される予定の絵本で、歌に込められた物語を、より深く、やさしい形で届けてくれる一冊のようです。

歌が物語へとひらくとき

「おじいさんの時計」として知られる歌は、子どものころに口ずさんだ記憶があります。

その響きの奥に広がっていたのは、家族の時間を見守る古時計の姿。

 

絵本ではさらに一歩踏み込み、おじいさんがまだ赤ちゃんだった時代から物語が始まるそうです。

歌の余白に、新しい物語がそっと差し込まれることで、懐かしい歌が別の表情を見せるのだと想像しました。

時計に映る母の影

物語には、主人公が生まれたときに命を落とした母の存在が描かれています。

直接教えられたわけではないのに、古時計に語りかけながら過ごす日々。

その姿には、見えないはずのぬくもりが確かに宿っていると感じられます。

 

時計の振り子が静かに時を刻む音に、母の声が重なって響くような光景を想像すると、ただの道具ではなく「時間を超えて愛を伝えるもの」としての時計が浮かび上がってきます。

時間を超える絆

人の命には限りがありますが、愛や記憶はその先も残り続ける——そんなテーマがこの絵本には込められているようです。

童謡の歌詞も収録されており、親子で歌いながら読める工夫もあるとのこと。

歌声に合わせてページをめくると、言葉を超えた思いが伝わるのではないでしょうか。

絵本がもたらす静かな祈り

のぶみさんのやわらかなタッチで描かれる世界には、過去と現在が静かに寄り添っています。

古時計が持つ温もりと物語性が、読む人をやさしく包み込むようです。

大きなのっぽの古時計

絵本は子どもだけのものではなく、大人にとっても心を整える時間になるのかもしれません。

小さなページを開く行為そのものが、見えない誰かにそっと手を差し伸べるような祈りの仕草に思えました。

おわりに

『大きなのっぽの古時計』からは、懐かしい歌声や時を刻む音が心に広がります。

静かな夜、古時計の振り子が揺れるのを想像しながら、この一冊を手にしてみたいと感じました。

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のぶみ,時計,絵本

Posted by なお