入社1年目ビジネスマナーの教科書 イラストでまるわかり
仕事をしていると、「マナーって難しいな」と思うことがよくあります。
特に、電話応対や名刺交換の場面では、相手によって対応が変わることもあるので、正解が分からなくなることも。
そんな中で見つけたのが 「入社1年目ビジネスマナーの教科書 イラストでまるわかり」 という本でした。
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この本は、入社1年目のビジネスマナーをイラストで分かりやすく解説しているのが特徴。
名刺交換や言葉遣い、メールの書き方など、仕事をする上で知っておくべき基本が丁寧にまとめられています。
わたしも、新入社員のときに読んでおけばよかったなと思う内容ばかりです。
実際、社会人になりたての頃は「この言い方で大丈夫?」と不安になる場面が多く、メールの文面を何度も見直しては、上司に相談していた記憶があります。
先輩の対応を見て学ぶことも多かったですが、マナーには「暗黙のルール」みたいなものがあるので、最初から基本をしっかり押さえておくと安心だと思いました。
特に印象的だったのは、「クッション言葉」の大切さについて書かれていたこと。
例えば、「できません」とストレートに伝えるのではなく、「申し訳ありませんが」「恐れ入りますが」などの言葉を添えるだけで、印象が柔らかくなるという点などです。
こうした細かい言葉遣いの工夫は、わたし自身も意識していることですが、あらためて整理されていると参考になります。
また、電話応対についての解説も分かりやすく、受話器の持ち方や声のトーンなど、細かいポイントまで押さえられていました。
電話は顔が見えない分、声の印象がすべてなので、トレーニングの方法も知れるのは良さそうです。
この本の良いところは、すべての内容がイラスト付きで解説されていること。
文章だけだと分かりにくいビジネスマナーも、視覚的に理解できるので、すぐに実践しやすそうだと思いました。
わたし自身、最初の頃は先輩のやり方を見よう見まねで覚えた部分が多かったですが、この本なら、「こういうときはこうすればいい」というのがすぐに分かるので、初心者でも取り組みやすいと思います。
新社会人に向けた本ですが、意外と中堅社員になってからも役立ちそうな内容だと感じました。
特に、久しぶりに電話応対をすることになったときや、後輩にマナーを教える場面では、改めて確認するのにちょうどいいかもしれません。
ビジネスマナーは、一度覚えたら終わりではなく、時代とともにアップデートされていくものだと思います。
この本をきっかけに、今のマナーを振り返ってみるのも良さそうだなと感じました。
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