映画『国宝』と、言葉にならないものについて
「国宝」という言葉には、どこか近寄りがたい荘厳さがあります。
文化財や建築物だけでなく、人そのものに対して使われることもあるこの語をタイトルに掲げた映画が公開されました。
吉田修一さんの小説を原作とし、李相日監督が手がけた『国宝』です。
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国宝 上 青春篇 (朝日文庫)
主演は吉沢亮さん。
上方歌舞伎の家に引き取られ、芸の世界で生きる青年の物語だそうです。
舞台となるのは歌舞伎の世界。
血筋と才能、宿命のようなものに翻弄されながらも舞台に立ち続ける人々を描いた本作 ...
Bose QuietComfort Ultra Earbuds 第2世代
最近、ボーズから「Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」というワイヤレスイヤホンが発売されるというニュースを見かけました。
税込で約4万円という価格に一瞬ひるんだものの、その分、機能もかなり本格的なようです。
個人的に気になったのは、空間オーディオ技術「Bose Immersive Audio」が搭載されている点です。
音に包まれるような感覚、というのは、わたしが昔から憧れていたもので。
耳元でそっとささやかれるような音楽が、生活に馴染む瞬間って特別だと思うのです。
INTO U「リップマッドポット」──指先から広がる、自由な彩り
「泥リップ」で知られる中国コスメブランド、INTO U(イントゥユー)から、ポットタイプの新作「リップマッドポット」が登場したそうです。
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INTO U【公式/国内発送】数量限定/ポット泥リップ/リップマッド…
マット質感の濃密カラーが特徴で、リップはもちろん、チークやアイシャドウとしても使えるマルチユース処方。
写真で見る限り、そのコンパクトさと愛らしさに思わずときめいてしまいました。
小さな円形のポットに、ふわっとした色が詰められていて、付属のシリコンブラシでぽんぽんと塗る姿を想像す ...
アメリカに新しい製鉄所を──日本製鉄の決断に思うこと
最近、ニュースで「日本製鉄がアメリカに新しい製鉄所を建設する計画がある」と知りました。
その報道を見て、あれ、これってとても大きな話なのでは?と、胸の中が少しざわつきました。
というのも、日本製鉄が製鉄所を新設するのは、1971年の大分製鉄所以来とのこと。
50年以上ぶりという節目の決断は、鉄と火の歴史に新しい1ページを刻むものになるのだと思います。
しかもその舞台がアメリカ。
日本の企業が、国を超えてインフラの根幹に関わるような動きをするとき、そこに ...
8番出口 小説
地下通路の出口を何度も探すだけのゲーム。
それなのに、プレイ動画を見ているだけで息が詰まりそうになるあの空気感に、なぜか惹かれてしまいます。
そんなゲーム『8番出口』が小説になったと知って、正直なところ、とても驚きました。
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8番出口
タイトルはそのまま『8番出口』。
著者は川村元気さん。
映画『百花』や『世界から猫が消えたなら』などの脚本で知られている方なので、あの不気味で無機質な空間をどんなふうに文章で描くのか、想像するだけでちょっと鳥肌が立ちます。
「異変」の正体を言葉で追うゲームで ...