味噌 常温保存
少し前に、保存食について調べていたとき、「味噌って、非常時にも役に立つんじゃないかな」とふと思いました。
ごはんやパンのように主食にはならないけれど、ちょっとした味つけや栄養補給にも使えるし、何より、あのやさしい味があるだけで気持ちが落ち着くような気がします。
そこで、常温で長く保存できる味噌について調べてみることにしました。
意外だったのは、味噌って未開封なら常温保存が基本なんですね。
ただし保存場所は、直射日光や湿気を避けて涼しいところに置くことが前提。
夏場などの気温が高い時期には、冷蔵庫で保管したほうが安心という声もありました。
メーカーによっては、「常温保存で1年〜2年」のものや、非常用として「5年保存」をうたった味噌汁セットも販売されているようで、
特に備蓄用として売られているタイプは、包装も丈夫で、開けやすく、使い切りサイズのものもあるそうです。
気になったのは、最近見かけた「個包装の即席味噌汁セット」。
お湯さえあればすぐに飲めて、具材も乾燥わかめや豆腐、ネギなどが一緒に入っているタイプ。
普段なら、インスタント食品より手作りの方が…と思ってしまうけど、非常時は温かいものがあるだけでありがたいはず。
災害時に何日も同じ味になってしまいがちな食事の中で、こういう味噌のスープがあるだけで、ホッと一息つけそうだなと感じました。
以前、非常持ち出し袋の中に缶詰やアルファ米を入れたとき、「これだけで3日間って、正直きついかも…」と思ったのを思い出します。
そのときに、温かいお味噌汁が1杯あるだけで、だいぶ違うかもしれないって、今なら思えるんです。
味噌は、発酵食品であることから、塩分とアミノ酸を含み、体をあたためてくれる作用もあるそうです。
栄養面だけでなく、「いつもの味がそこにある」という安心感。
それこそが、非常時にとっていちばん大事なことかもしれません。

非常食の棚に、今まではあまりなかった「味噌」という存在。
でもこれからは、しっかり常温保存できるタイプを見つけて、お守りのように加えておこうと思います。
あの日常的な一杯が、いざというときにも、わたしを支えてくれる気がしています。










