パナソニック「ビストロ SR-X710D」
「お米はただの主食ではなく、日々の輪郭をつくるもの」——そんな言葉を誰かから聞いたことがあります。
最近、その感覚にしみじみ共感するようになりました。
先日、新しく発表された炊飯器の情報を目にしました。
パナソニックの「ビストロ SR-X710D」というモデルで、今年の9月に発売されるそうです。
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特長は、なんといっても炊飯中にAIが判断を重ねるという点。
季節やお米の状態にあわせて、約3,200通りのプログラムから炊き方を選んでくれるのだとか。
使われているのは「ビストロ匠技AI」という技術で、センサーが釜の中のお米の状態を見守り、最適な火加減に調整してくれるそうです。
さらに、「Wおどり炊き」と呼ばれる方式で、圧力の強弱をつけながら、まるでお米を躍らせるように炊き上げていくとのこと。
内釜には「ダイヤモンド竈釜」という名の蓄熱性に優れた釜が使われていて、形状にも工夫があるようでした。
おどり炊きと釜の組み合わせで、一粒一粒に熱が均等に伝わるとのこと。
あたたかく、力強い名前の釜が、なんだか頼もしく感じます。
食感も、「ふつう」「かため」「やわらか」「もちもち」と、4通りから選べるそうです。
銘柄炊き分けにも対応していて、粒の大きさや水分量にあわせて最適な炊き上がりにしてくれるとか。
これまで何となく炊いていたごはんに、こんなにも多様な可能性があるのだと知って、少し驚きました。
しかも、お手入れはたった2点——内釜とふた加熱板だけ。
ふたは食洗機対応で、忙しい日の家事のハードルがぐっと下がりそうです。
思い返せば、小学生の頃。
母が、いつもと気分を変えて土鍋で炊いてくれたごはんを、ふたを開ける前から「今日のはきっとおいしい」と確信できることがありました。
香りと、ふくらみ方と、湯気の立ち方。
そんな記憶が、静かに蘇ってきました。

「ビストロ SR-X710D」は、最新の技術でありながら、そんな昔の記憶にもどこか重なるような気がしています。
目には見えないわずかな違いに気づき、整えていく。
それは、炊飯器というよりも、静かに寄り添うもうひとつの暮らしの道具なのかもしれません。











