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読書

本

最近、ある本のタイトルが心に引っかかっていました。『生物から見た世界』という一冊です。

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生物から見た世界 (岩波文庫 青943-1)

とある記事で紹介されていたのがきっかけでしたが、その言葉の並びに、どこか詩のような余韻を感じました。

 

この本では「環世界(Umwelt)」という概念が中心になっているそうです。

生物はみな、共通の世界に生きているようでいて、それぞれにとってまったく異なる「世界」を持っている、という考え方。

わたしたちにとっての現実と、犬や鳥、虫たちにとっての現実はまるで ...

時事

製鉄所

最近、ニュースで「日本製鉄がアメリカに新しい製鉄所を建設する計画がある」と知りました。

その報道を見て、あれ、これってとても大きな話なのでは?と、胸の中が少しざわつきました。

 

というのも、日本製鉄が製鉄所を新設するのは、1971年の大分製鉄所以来とのこと。

50年以上ぶりという節目の決断は、鉄と火の歴史に新しい1ページを刻むものになるのだと思います。

 

しかもその舞台がアメリカ。

 

日本の企業が、国を超えてインフラの根幹に関わるような動きをするとき、そこに ...

読書

本

書くことは、考えること。

そして、向き合うこと。

 

そう聞くと少し構えてしまうけれど、この本のタイトルを目にしたとき、わたしの中にあったもやもやしたものが、すっと言葉になった気がしました。

 

『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』──講談社現代新書から刊行された、佐々木敦さんによる一冊です。

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「書くこと」の哲学 ことばの再履修 (講談社現代新書)

タイトルのとおり、テクニックよりも「思考としての書く行為」に重きを置いた内容だそうで、何かを書こうとして立ち止まってい ...