サラメシ
NHKの番組『サラメシ』が、2025年3月をもって14年の歴史に幕を下ろすと知り、少し寂しい気持ちになりました。
この番組は、働く人々のランチに焦点を当て、その背後にあるストーリーや人間模様を描く独特の視点が魅力でした。
私自身、毎回楽しみに視聴しており、さまざまな職業の方々のこだわりの昼食や、社員食堂の工夫、さらには故人が愛したランチなど、多彩な内容に心を動かされました。
特に印象的だったのは、ある職人さんが長年通い続ける定食屋さんでの一品。その料理には、日々の疲れを癒すだけでなく、仕事への情熱や人とのつながりが詰まっているように感じました。
ナレーターの中井貴一さんの温かみのある語り口も、この番組の魅力の一つでした。ユーモアを交えつつも、登場する人々への敬意が感じられ、視聴者としても親しみを持って観ることができました。
『サラメシ』を通じて、普段何気なく過ごしているランチタイムが、実はその人の人生や価値観を映し出す大切な時間であることに気づかされました。
番組は終了してしまいますが、これからも自分のランチタイムを大切にし、時には誰かのランチにも思いを馳せてみたいと思います。
14年間、本当にお疲れ様でした。
そして、素敵な時間をありがとうございました。
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