ズッキーニは何科の野菜?
先日、スーパーで「ズッキーニは何科の野菜?」とふと思いました。
見た目は細長くて、つやのある緑色。
触った感じはきゅうりに近くて、同じウリ科かな?と想像しつつ、気になって調べてみました。
結果は、ズッキーニはウリ科カボチャ属の野菜。
つまり、きゅうりと同じウリ科ではあるけれど、仲間としてはカボチャの方が近いみたいです。
正確には「ペポカボチャ」の一種で、未熟なうちに収穫して食べているとのこと。
実は、和名は「ウリカボチャ」なんだとか・・・そのままですね。
あんなにきゅうりそっくりなのに、実はカボチャの親戚だったなんて、ちょっと驚きました。
この前、冷蔵庫に残っていたズッキーニと、なす、パプリカを一緒にオリーブオイルで焼いて、即席のラタトゥイユ風にしてみたのですが、ズッキーニって火を通すと本当にやわらかくて、とろりと甘くなるんですよね。
味の主張が控えめだから、いろんな野菜とも馴染みやすいし、見た目も彩りがよくて好きです。
ちなみに、彼はきゅうりがあまり得意じゃないらしく、「見た目だけで判断しないでね」と言いながらズッキーニを出したら、「これはいける」と言っていました(笑)。
きゅうりは青臭いにおいが苦手なんだとか。
やっぱり食感や香りがきゅうりとは全然違うんだなと実感。
こうやって何気なく食べている野菜にも、それぞれの“ルーツ”や“科目”があると思うと、少しだけ世界が広がるような気がします。
夏野菜が出回るこれからの季節、いつもの食卓にズッキーニやなすを並べるだけで、ちょっとした楽しみが増える気がして。
季節を感じながら、食べることをもっと丁寧に味わっていけたらいいな、と思っています。