角打ちとは 意味
このあいだ、何気なく眺めていた雑誌の中で「角打ち」という言葉に出会いました。
読み方は「かくうち」でいいようですが、「角打ちとは?どういう意味なんだろう」と、どこか引っかかって。
気になって調べてみました。
どうやら「角打ち」とは、酒屋の一角で買ったお酒をその場で立ち飲みすることを言うそうです。
居酒屋とはちょっと違って、つまみは乾きものだったり缶詰だったり、あくまで“酒屋の延長”という雰囲気。
調理された料理やテーブルサービスはなく、ただそこにお酒と人がある——
そんな気楽な空間を想像するだけで、どこか懐かしい魅力を感じました。

気になったのは、「角打ち」という言葉の由来。
四角い升の“角”から酒を口に流し込むことから来ている説もあるとか。
さらに、「打つ」という言葉には、昔は“飲む”という意味があったことも知って、なんだか日本語って面白いなと思いました。
ウイスキーもワンショット(shot)という単位があるので、直訳すると「打つ」になるのも由来として考えられているようです。
東京にも角打ちができる酒屋さんがいくつかあるようで、地図で調べてみると、普段よく歩いている道の少し裏手にあったりする。
ひとりでふらっと入るにはまだ勇気が足りないけれど、静かに一杯飲んでいる人たちの姿を思い浮かべるだけでも、ちょっといいなと感じます。
きらびやかなレストランやバーとはまた違う、日常のすぐそばにあるお酒のある風景。
それが「角打ち」の魅力なのかもしれません。
言葉の由来をたどると、そこにある文化や、時代の空気に少し触れられる気がします。
今の時代にあって、どこか時間が止まったような空間。
いつかその中にそっと立ってみたいなと思いながら、今日も家でお茶を飲んでいます。











