私が見た未来 完全版
『私が見た未来 完全版』を読み終えました。
オカルト好きとして、以前から気になっていたこの本。
ようやく手に取って、自分なりにじっくり向き合ってみました。
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本の冒頭にある「大災害は2011年3月」という記述が、東日本大震災と重なるということで再注目されたのは有名な話。
でも今回の完全版では、新たに「2025年7月に本当の大災難がやってくる」と書かれていて、ちょうど今年ということもあり、正直ぞわっとしました。
もちろん、すべてを鵜呑みにするつもりはありません。
予知夢や予言といったものは、どこか抽象的で、読み方によって印象も変わるし、現実と結びつけすぎるのは危うい気もします。
だけど、それでも――もしも、のことを少しでも考えるきっかけになるのなら、意味はあるんじゃないかなと思うんです。
この本の予言もあって最近、防災用品を少しずつ見直していました。
もともと防災リュックは用意していたのですが、賞味期限が切れかけた保存食や、電池が切れていた懐中電灯が見つかって…。
ついそのままにしてしまいがちな「備え」を、こうして本をきっかけにもう一度意識できたのは、ある意味ありがたい出来事でした。
先週末は彼と一緒にホームセンターへ行って、モバイルバッテリーや簡易トイレ、圧縮された保存食などを買い足しました。
彼は「まぁ使わずに済めばいいよね」と笑っていましたが、わたしはその言葉に少しだけ安心しました。
未来を完璧に予測することはできないけれど、何かに備えるという行為そのものが、心の平穏につながる気がしています。
『私が見た未来』のような本は、娯楽として読む部分もあれば、内省のきっかけになる面もある。
「信じるか信じないかはあなた次第」というお決まりのフレーズを思い出しつつ、わたしは「少し信じて、少し備える」くらいの距離感がちょうどいいのかもしれないな、と思いました。