やせ薬?マンジャロの副作用と危険性
最近、SNSやニュースで「マンジャロ」という言葉をよく見かけるようになりました。
最初は「どこかの国の料理かな?」なんて思っていたのですが、2型糖尿病の治療薬だそうです。
本来は血糖値をコントロールするための薬なのですが、体重が減る効果もあることから、ダイエット目的で注目されているようです。
もちろん、医師の処方なしに安易に使うことは非常にリスクが高いとのこと。
「マンジャロ 危険性」と検索してみると、少し気になる記事がいくつか出てきました。
まずは、よくある副作用として、吐き気や下痢、便秘、頭痛などが報告されており、もともと糖尿病の治療に使われるものなので、健康な人が使うには注意が必要な薬のようです。
また、マンジャロにインスリンを増やす働きがあることから、血糖値が正常な人の場合、副作用で血糖値が下がりすぎて倒れる危険性もあるようです。
低血糖自体が危険な上に、倒れたときに打ちどころが悪いと大事故につながりかねません。
そして、まれながら命に関わる副作用として急性膵炎の危険性があるようです。
糖尿病でもないのに、無理やり膵臓からインスリンを絞り出すのが良くないのかもしれません。
さらに、過剰なインスリンはがんの危険性もあるそうです。(糖尿病情報センター:https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/020/04.html)
新しいお薬なので、何年も使い続けてがんが増えるかどうかは、まだデータがないため分からないと思います。
今回調べてみて初めて、その裏にある危険性や倫理的な問題を意識するようになりました。
そもそも、医薬品にはきちんとした目的と対象があって、それを守らずに使ってしまうことは、自分の体にとっても大きなリスクになります。
副作用が出たときに、誰が責任を取るのか。
自己判断で使ってしまった場合、その答えは明らかです。
また、「やせるために薬を使う」という発想そのものに、少し立ち止まりたくなる気持ちもあります。
わたし自身、スタイルには気をつけたいと思っているけれど、それは健康や気分のためであって、「無理をしてでも数字を減らす」ことが目的になってしまうのは、少し違うような気がしていて。
もちろん、医師の指導のもとで正しく使われる場合には、マンジャロはとても有効なお薬なのだと思います。
でも、「マンジャロ 危険性」というキーワードで検索して出てくる声の多くは、「使い方を間違えることで健康を損なってしまうかもしれない」という警鐘でした。
情報が簡単に手に入る時代だからこそ、選ぶ側のリテラシーも大切なのだと感じます。
その場かぎりの効果より、長く続けられる日々の積み重ねを大事にしていきたい。
そんなふうに思わせてくれたひとつのきっかけでした。