アドラー心理学
アドラー心理学という言葉は、何度も耳にしたことがありました。
けれど、実際にどんな考え方なのかを深く知る機会はなく、なんとなく「自己啓発に役立ちそうな心理学」くらいの印象を持っていました。
今回改めて調べてみると、思っていた以上にシンプルで、日常にも取り入れやすい考え方だと感じました。
特に印象に残ったのは、「目的論」という考え方。
人は過去の出来事に支配されるのではなく、今の目的に基づいて行動する、という理論です。
わたしもつい、「あのときの出来事があったから、自分はこうなった」と考えてしまうことがあります。
でも、アドラーの考え方に沿えば、それは原因ではなく、自分が今の状態を選んでいるということ。
過去を変えることはできないけれど、未来は自分の意志で変えられる、というのは前向きな発想だと思いました。
もう一つ心に残ったのは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」という言葉。
人間関係がスムーズなときは、悩みも少なく、気持ちも軽い。
逆に、どんなに環境が良くても、人との関係がうまくいかないと、どこか息苦しさを感じてしまう。
この考え方を知ると、悩んだときに「これは何に対する悩みなんだろう?」と冷静に整理できそうな気がします。
アドラー心理学は、特別な知識がなくてもすっと理解できるような考え方が多く、日常の中で少しずつ取り入れられそうだと感じました。特に、「勇気づけ」の考え方は、人と接するときに意識したいなと思います。
これからも、気になった部分をもっと深く学んでみたい。
アドラー心理学の本も読んでみようかな、と思いました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません