映画『国宝』と、言葉にならないものについて

「国宝」という言葉には、どこか近寄りがたい荘厳さがあります。
文化財や建築物だけでなく、人そのものに対して使われることもあるこの語をタイトルに掲げた映画が公開されました。
吉田修一さんの小説を原作とし、李相日監督が手がけた『国宝』です。
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国宝 上 青春篇 (朝日文庫)
主演は吉沢亮さん。
上方歌舞伎の家に引き取られ、芸の世界で生きる青年の物語だそうです。
舞台となるのは歌舞伎の世界。
血筋と才能、宿命のようなものに翻弄されながらも舞台に立ち続ける人々を描いた本作 ...