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『本でした』たった一行から、無限の物語を紡ぐ時間

書店の入口で偶然見かけたのが、『本でした』というタイトルが書かれた柔らかな装丁でした。

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又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんによる共著で、前作『その本は』から約3年ぶりの再会になるとのこと。

まるで旅先で思わぬ景色に出会ったような、不思議な予感が胸に残りました。

 

物語は、村はずれの空き家に住む二人の男が、小さな手がかりで本を“復元”する、というものだそうです。

「その本は、○○○が○○○でした。これってどんな本でした?」というたった1行のヒントから、二人が短編を紡いでいく構成になっていると知りました。

 

前作が累計40万部を超える人気作であったことにも納得です。

今回も「笑えて、時に胸にしみる20篇以上の短編」が収録され、最後には「本への愛と想像力の強さが波のように押し寄せる」と予告されているようで、期待が高まります。

 

この本の姿には、いつだって誰かの中に眠る物語を探そうとする静かな好奇心が漂っているようです。

夜の柔らかな灯りの下、一行をひろい、そのひらめきから何かを見つける——そんな時間をいつか、自分の中に短い物語として残せたらと思っています。

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