救われてんじゃねえよ
最近、電車の中吊り広告で見かけた『救われてんじゃねえよ』という本のタイトルが、なぜかずっと頭に残っています。
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ちょっと刺激的で、一瞬「えっ?」と思ったのに、不思議とそのあともじわじわと考えさせられるような、そんな言葉でした。
気になって調べてみたら、主人公は難病の母親を抱えた女子高生で、決して「救われる側」に収まるような人生ではないらしく…。
てっきり、作者の上村裕香(かみむら ゆたか)さんの実体験を元にした話なのかと思ったら、創作なんだとか。
でも書店の紹介文を読む限り、彼女の視点で描かれる日常には、きっと言葉では簡単に言い表せない葛藤や苛立ちが詰まっているんだろうなと感じました。
ちょうどその前日、会社の同僚が「親の介護で仕事をセーブすることにした」と話していて、ランチのあと、ぼんやりその言葉を思い返していました。
「家族のために頑張る」って、言うのは簡単だけど、実際に続けていくのはどれほど大変なことだろうと。
『救われてんじゃねえよ』というタイトルは、そんな甘い同情や共感すらも、跳ね返してしまうような力を持っていて。
だからこそ、読んでみたい気持ちと、ちょっと勇気がいる気持ちとが、今、わたしの中でせめぎ合っています。
もしかしたら今の自分には、真正面から読むにはまだ覚悟が足りないのかもしれません。
でも、こうして気になって何度も検索してしまう本って、きっといつか自分にとって必要になる瞬間が来る気がしています。










