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センスのよい考えには、「型」がある 感覚を言語化するインサイト思考

最近、「センスのある人って、どうしてあんなに伝え方が上手なんだろう」と思うことがよくあります。

 

企画会議の前夜、どうにも頭がまとまらず、キッチンのテーブルでぼんやりお茶を飲んでいました。

思いつくアイデアはどこか抽象的で、「いい気はするんだけど、うまく言葉にできない」と自分でももどかしくなったり。

また逆に職場の打ち合わせで、ある同僚が言ったひと言がすっと場にハマって、「それ!」とみんなが頷く瞬間に出会うと、なんだか羨ましくなるんです。

 

そんなとき、ネットで見かけたのが『センスのよい考えには、「型」がある 感覚を言語化するインサイト思考』という本でした。

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タイトルを見ただけで、まさに今の自分に必要なことが詰まっていそうな気がして、ちょっと調べてみました。

 

どうやらこの本は、電通の社内勉強会から生まれたものだそうで、「センス」という曖昧なものに、きちんと“型”を持たせるという発想が軸になっているとのこと。

特に、「出世魚モデル」という5ステップの考え方が紹介されていて、違和感を起点に、常識を疑い、ホンネを探っていく…という流れが、すごく実用的で、なおかつ感覚にもフィットしそうだなと思いました。

 

わたし自身、なんとなく「これがいいかも」と思ったことを、言葉にできずに終わらせてしまうことがよくあります。

頭の中ではいろいろ考えているつもりなのに、それを誰かに伝えようとすると、途端に曖昧になってしまう。

でもそれって、ただ言葉が足りないというより、「自分でもうまく整理できていない」からなのかもしれません。

 

この本の紹介文を読んでいると、「センスのある言葉」は、決して思いつきではなく、ちゃんと観察と考察を重ねて出てくるものなのだと気づかされました。

 

「感覚を言語化する」というテーマも、すごく惹かれました。

日々の暮らしのなかで、ふとした瞬間に感じた違和感やひっかかり。

それをただの「気のせい」で終わらせずに、立ち止まって言葉にしてみる。

 

そのプロセスを丁寧に繰り返していけば、少しずつでも、自分の中に“伝える力”が積み重なっていくのかもしれません。

 

レビューや紹介を読んでいるだけでも学びが多くて、近いうちにじっくり読みたい本のひとつになりました。

 

いろんな情報があふれている今だからこそ、「伝える言葉」にきちんと向き合ってみたい。

その第一歩として、こうした思考の“型”を知っておくことは、とても心強い気がしています。

 

言葉にできないけれど、たしかに感じていること。

それをどうやって人に伝えたらいいか迷ったとき、誰かの型を借りてみるというのも、一つの手なのかもしれません。

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